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iPad Pro譜面台は、予想に反して目立たなかった

LIVEでのiPad Pro譜面固定用に
こちらを試してみました。

iKlip Xpand

iPad を両脇から挟み込みつつ、マイクスタンドに固定できる
アタッチメントです。
Twitterやinstagramなどの投稿を見ると、海外ユーザーで
こちらを使用している写真を見かけますが、
公式ページには、iPad Proに対応しているとは書いていません。
直接メーカーに問い合わせてみたところ、

「お問い合わせの件ですが、弊社イタリア本社開発部門、および北米オフィス、サポート統括部門にて検証した結果、確かにiKlip XpandはiPad Proを保つことができますが、ある程度の期間使用すると、素材のサーモプラスチックの柔軟性にダメージを与え、本来意図された耐久性が保持できないだろうという結論に達しております。

という訳で、あいにくと現時点では、iKlip XpandとiPad Proのご使用は推奨しておりません。」とのこと。

要するに、何かあっても保証対象外で、自己責任ということでしょう。

たしかに、ケースをはずした裸な状態であれば
挟み込めました。
パッと見、そんなに負担がかかっているとは思えませんが、
まぁLIVEで使用するのは、ほんのすこしの時間でもあるので
使用頻度をココぞ!という時に限って、持ち出せばいいと思います。
これ自体は、とても軽いです。(公称値 230g)



マイクスタンドを現場で一本借りて、そこにつけるだけでよいのが
最大のメリットですね。

写真はないのですが、この状態を客席側から見たところ気づいたことが1点。
それは、iPad Proが、でっかく見えない!

譜面台って元々、かなりの大きさなのです。
それに見慣れていると、客席側からのiPad 譜面装置は
小さくて、コンパクトでした。
おそらく客席側からは、たいして気にならない存在になっていると思います。

近日中に、iPad Proの9.7インチ版がリリースされるようですが
そのサイズであれば、さらに小さくて目立たないでしょう。

自分自身は12.9インチというこのサイズを見慣れてしまったので
こちらが楽ですが、視力の良い方・若い方には、選択肢が増えることは
よいことですね。

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