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11月, 2010の投稿を表示しています

2010 年ラストのチャリティー演奏会

12月12日日曜日 天満橋のカフェ・Ultra2ndにて 難病支援チャリティー演奏会・Suite Night Classicを行います。 今年も様々な場所で演奏と難病 周知の広報活動が出来ました。 一年間の活動報告と遠位型ミオパチーにおける最新 の新薬開発状況についても報告します。 完治への道はまだ険しいですが、2011年も 引き続きよろしくお願いします。 Suite Night Classic 難病の友のためのチャリティー演奏会 日時:2010年12月12日(日曜日) 時間:16:30開場 17:00開演 料金:¥1,000(別途1オーダーをお願いします) *入場料金の半額は”遠位型ミオパチー患者会”へ募金いたします。 場所:Cafe Ultra 2nd(カフェ ウルトラセカンド)       大阪市中央区北浜東2-13 中川ビル1F TEL:06-6949-8804

Suite Night Classic 三年目に入る前に

2009年1月から始めたチャリティー演奏会”Suite Night Classic” 丸二年が経過して、来年一月から三年目に入ります。 一年目は、実験の年 二年目は、成熟の年 三年目は、原点回帰のち再構築の年にしたい。 【はじまり】 そもそも始まりは、身の回りの楽器演奏者の身近な演奏発表の場として 始めました。 楽器レッスンや趣味で音楽をしている人は、世の中にたくさんいても 発表の場が与えられている人は、ごく少数です。 私のレッスン生さんにも、発表の場所を与えたく この演奏会を始めました。 もちろん、講師も演奏をします。こうして他人の演奏を聴き合う場所もまた 大切な音楽の時間です。 【チャリティーライブになった経緯】 私、林未来彦の大学時代の同級生が遠位型ミオパチーという難病を発症しています。 もうかれこれ、10数年になります。 その友人は、学生時代Fluteを演奏していました。 ですが、 遠位型ミオパチー は指先や足のつま先などの、末端の筋肉が 痩せてしまい、しだいに腕や全身に進行します。 友人は卒業する頃には、FluteのKeyを動かすこともできなくなってしまいました。 一方の自分自身は 学生時代から引き続き、バンド活動を経て、管楽器に携わり続けている。 「せめて友人が今の年齢まで楽器を続けていたら、ココまでは上達している。  そのレベルまでは自分が上達してみよう」 そう考えて、サックス以外にFluteも練習するようになったのが数年前。 Fluteは音色が好きですが、好きだけではなく、もう一つ自分がフルートを吹く理由を 付け加えた瞬間でした。 普通の演奏会をするのではなく、 音楽に親しみ 発表の場所として活用しつつ 難病周知の広報の場所としても活用する演奏会としてのSuite Night Classicがこうして 始まりました。 【挑戦】 イベントタイトルにClassicとついているとおり 誰もが聴いたことがあるようなClassic曲をプログラムの題材にしています。 ジャズスタンダードやPOPSのカバーは様々な場所で演奏もされています。 ですが、Classicというと堅いイメージがつきまといます。 ちゃんとしたホール、正装、高いチケット料金、大人数のオーケストラなどなど 色々な先入観もあるでしょうが、高尚な音楽で捉えられています。 けれど本来音楽は身近な娯楽であ

ライブが終わって、これからの懸念

心斎橋クアトロでのライブも終わり ライブ後は、数日間体中の激痛と内臓から来る疲れと格闘していましたが ようやく調子が戻りました。 ライブの模様はUstreamで生中継されていたようです すごい時代になったものです。 一方で恐ろしくもあるな、と思います。 何より懸念することは、ネット中継のライブをみて 「(音楽を)わかったような気がしてしまうこと」 PCのスピーカーから流れる音で満足するような耳を育てられても困ります。 そして、無料で楽しめるから会場に行く必要がないと思うこと。 これは複数の関係者が今後困る事柄でしょう。 それに対する回答は、演じるミュージシャンが 生身の音楽を紡ぎ出していくしかないのでしょうが もっと具体的な方法論が差し迫って必要になる気がします。 悪いことばかりではなく 会場から遠く、足を運ぶことが出来ない人へ ライブを即座に伝えることが出来る、 これは大きなメリットです。 遠く離れたところにいる友人、 病気療養中などで、今いる場所を動けない人、 ライブハウスというのは、まだまだ段差やトイレまわりの環境面でも バリアーだらけで、バリアフリーとはほど遠い場所です。 気軽に行ける場所でなないのです。 そういった意味では、ライブ中継というのは素晴らしい技術だと思います。 古きシステムが変わろうとしている流れは止められません。 受け入れつつ、メリットを活用していくしか 生き残る道はないのかもしれませんね