二日前のSuite Night Classic。 演奏中、談話中の写真をいただき、自分たちの笑顔を見て 少し考え事をしていました。 いい顔で笑っている。 難病支援チャリティーコンサート、という性質上深刻な問題を 取り扱っていますが、それにたずさわる人間が ことさら深刻な表情で関わるのは、本当に意味があるのかどうか 数年前にも一度考えました。 暗い表情をして、事態が改善するならばすればいい。 けれど、そうではない。 ならば、前を向いて、今このときに出逢えた人と人の縁に 感謝して笑顔で幸せな時間を作っていくことが必要なのではないか。 そんな風に思います。 おそらく2011年は、もっともっとたくさんの方が、 同じようなことを思った年だったのではないでしょうか。 演奏にも一点考えていました。 演奏することが当たり前になっていないか? この人と一緒に音楽をすることができる、それが永遠に続くわけでないのは 分かっているけれど、忘れてしまう。 様々な人が、自分たちの都合をつけて、一つ場所に集まり 演奏してくださいました。 それはとても幸せなこと。 幸せな時間を、幸せな時間と気づかず通り過ぎていないか。 もう一度噛みしめてみようと思います。 本日3/27火曜日も 一昨日ステージを共にしたピアニストの方と演奏です。 一部同じ曲。一部新曲。 彼女と一緒に演奏できることの幸せを感じつつ 笑顔でステージ立ち演奏してきたいと思います。
管楽器指導・演奏・チャリティーコンサート主催。 難病・遠位型ミオパチーへの募金ライブを 2009年より定期的に開催しております。