2001年の書籍でした とある方にお借りして、読みましたが とても濃密な文章と世界 挿絵や写真は一切なく 翻訳にありがちな、文字も多く、行間も少ない 一件モノトーンな世界なのに 目の前に広がるのは見たこともないけれど、想像力膨らむ パリ郊外の町と家、そして様々なピアノたち。 この本を読むまで、ピアノとは ”完成された完璧な楽器”ゆえに、大きな差異はない とまで、思っていました けれど、違うようです 管楽器と同じく、この世に生きているピアノたちは どれも一つとして同じではなく、 様々な背景を持って生きている それぞれの声(voice)を持っている そんなきらめきを感じることができた今は これから先出逢うピアノの蓋をそっと開けて ほんの一音でいいから、触れて彼らの声を聴きたい、 そう思いました 音楽に携わる人にとって とても素敵な本です
管楽器指導・演奏・チャリティーコンサート主催。 難病・遠位型ミオパチーへの募金ライブを 2009年より定期的に開催しております。