鋳物ではなく削り出し とは?

ネジの実験、継続中の林です。

ソプラノサックス用のリガチャーネジ組み合わせも
アルトのコピーで、

上:真鍮
下:総銀 にセッティングして、すこぶる調子よしです。



さて、そんなネジの取り扱いページであるココを読んでいて気になったワンフレーズ。

鋳物(いもの)ではなく削り出し

なんとなくは、イメージできますが、よくは分からないので
検索してみました。

この方の説明がとても分かりやすかったのでリンクも残しておきます。

鋳物・鋳造品は、金属を一度溶解して型に流し込む。
その際に、金属内部の分子構造も散乱してしまいます。
ゆえに「大ぶりな成形で、重量も重くしないと強度が保てない」
でも、安い!早い!大量生産できる!!!
という結論。


一番左の、YAMAHAリガチャー純正ネジが、心なしか大きいのが
おわかりでしょうか?そして、計量すると、一番重い。

一方のウッドストーンのネジは、小ぶりです。そして軽い。
これは、鍛造品(=削り出し加工品)だからなのですね。
金属分子が整ったまま、圧縮して、元になる素材を作ります。
ゆえに、強度も強く、分子構造に乱れがない
欠点と言えば、それだけ強固な金属を、任意の形に成形し直すのは(=削り出す!)
大変な手間がかかるということ。
ここで言えば、金属片からネジ1本にするということですね。
小さくて、軽くて、カタイ!けど、お値段、高い!!

あー、納得できた。
口もとに近いパーツであるサックスのリガチャー。
金属分子が乱れている素材よりも、最初から整っているものの方が
響きにムラがでないことが、想像できます。

たかがネジ、
されどネジ。

実験&実践の価値あるパーツですので、改めて見直してみるとよいですね。