ニシノホウジン2016開催によせて
ニシノホウジン2016を
今年も開催させていただけることに
なりました。
「今年で何回目だろう?」と思ったら、201Xのところと同じなのです。そう、6回目。
小学生一年生が六年生になり、最高学年になっています。
2011年に東北での震災があり、
エネルギー問題や
当たり前だった日常が一瞬にして変わることを私たちは実感しました。
音楽のLIVEイベントもボランティアや、
チャリティーイベントでないとほとんどが
成立しなかった時期。
当時、僕らのしゃかりきコロンブス。も
ワンダフルボーイズへの改名記念イベントが
2011年3月にあり、開催するのかどうか選択を委ねられたような時期でした。
もちろんイベントは開催し募金も行いました。
様々なライブイベントがチャリティーという開催の仕方をしていましたが、次第になくなっていきました。
復興が進んだ、というよりも、
流行りのように過ぎ去った、と感じます。
これは、私個人の持論ですが”無償の奉仕”には限界があります。
一日中ご飯も食べず、睡眠も一切取らず労働をして質の高い仕事ができないように、
皆、それぞれが体調や生活の基盤をしっかりと確保した上でないと新しい力は湧いてきませんし、活用もできません。
ボランティアと、チャリティーという言葉を
ちゃんと捉えないと、総崩れになってしまうおそれがあるのです。
ボランティアを否定するのではなく、瞬発力としては最高の頼れる力です。
けれど、一生ボランティアは続けられない。
そして、震災・災害復興は、とても永い時間が必要となるもの。
冒頭で、六年という数字を出しました。
たしかに、ライブで訪れた仙台市の駅周辺は綺麗に整備され、新しいビルが立ち並んでいます。
しかし、人の心や生活は新しいビルのように表面を見ただけでは、分かりません。
2016年の3月、熊本での大きな地震がありました。暑い夏を越えて、これからまた冬がやってきます。
ですが、仙台とも、熊本とも、縁もゆかりもなければ
それがいつのことだったか、
いまどうなっているのか、
人の記憶からは、薄らいでいくのが現実です。
病気や難病も同じなのです。
当事者でなければ、話を聞いても次第に健康である自分のことを忘れていきます。
車イス生活は他人事ではなく、
明日か、来週か、そのまたいつか
私たちも事故に遭うかもしれません。
そうでなくても、人は誰でも老います。
その時になってから、バリアフリー化や
住みよい生活を願うよりも、今すぐ
考えて、行動できることはする。
私たちにできることは、何なのか?
チャリティーイベントを2009年に始めた頃からのテーマです。
1つの答え。それは、
「思い出す。そして話すこと」
で、あると今思います。
記憶の薄らいだことを、思い出す。
なんだそれだけか?
そう、そこからです。
以前に見て、感じたことを、思い出して、
再び話す。辛い記憶もあります。
けれど、”あの日”よりも私達ひとりひとりは、少しだけ成長しているはずです。
前は気づかなかったこと(=常備水の大切さ)
前にしてしまったミスを、もうしないように心がけること。(=信憑性の薄い情報を気安くリツイート&拡散しないこと)
どんな些細なことでもいいから、思い出す。
そして次に備える。
それが、成長であり、今できることであると私は考えます。
毎年、この11月にニシノホウジンを開催できることは、ひとえに、ワンダフルボーイズのSundayカミデさん、
開催会場Conpassの西岡さん、
そして、主催である西野さんの協力あってこそです。
このイベントに賛同して出演してくださるアーティストの方々と
当日集まるお客様と、イベントを楽しみましょう。
特別な意識は何もせず、ただ音楽を楽しめばOKです!
皆様のチケット代金は全額寄付されます。
今年は、
・薬のない難病 遠位型ミオパチー患者会
・赤十字社の東日本大震災募金
・熊本地震
3つの場所に寄付します。
そして、この文章を読んでくださった方は、
お友達や家族の方に、
「今日のライブ、チャリティーイベントらしいよ!」と
会話のきっかけにしてただければ、幸いです。
「へぇー!そうなんだ。なんのチャリティー?」と
返事が返ってきたら、そこからが
”あなた”の出番です。
”思い出し”
”話をして”ください。
年に一度、この機会があることに
感謝いたします。
今年も、素晴らしい一日になることを願います。
ワンダフルボーイズ
難病支援チャリティーイベントSuite Night Classic主催
林未来彦
___________________________________________________
2016.11.27 SUN
NISHINOHOUJIN
LINEUP:
天才バンド
ワンダフルボーイズ
マッカーサーアコンチ
空きっ腹に酒
Shyoudog ( 韻シスト )
TAKU aka Kcity prince ( 韻シスト )
Nicetime Workerz
AFRICA
グラサンズ
サヨナラバイバイズ
清水アツシ
大野裕也
memento森
ジャパニーズCLUB
市村マサミ
103CA
DJ MIMU ( スパロックス廣島 )
HONEY BEE PARTY
and more !!!
FOOD:
てんカレー
INFORMATION:
OPEN 13:30 START 14:00
CHARGE:ADV. ¥2500(D別) DOOR. ¥3000(D別)
TICKET INFO:
※入場順番はプレイガイド・メール予約の順番となります。
チケットぴあ ( Pコード 310-964 )
ローソンチケット ( Lコード 56437 )
e+ ( イープラス )
【タイムテーブル】※18:00まで再入場可能
14:00 ジャパニーズCLUB
14:20 Nicetime Workerz
14:50 市村マサミ
15:10 AFRICA
15:40 大野裕也
16:00 サヨナラバイバイズ
16:30 清水アツシ
16:50 memento森
17:40 103CA
18:10 Shyoudog & TAKU aka Kcity prince ( 韻シスト )
18:40 グラサンズ
19:30 空きっ腹に酒
20:20 マッカーサーアコンチ
21:10 天才バンド
22:00 ワンダフルボーイズ
<参考>
ニシノホウジン↓2015
https://mikihiko-sax.blogspot.jp/2015/11/2015.html
ニシノホウジン2016を
今年も開催させていただけることに
なりました。
「今年で何回目だろう?」と思ったら、201Xのところと同じなのです。そう、6回目。
小学生一年生が六年生になり、最高学年になっています。
2011年に東北での震災があり、
エネルギー問題や
当たり前だった日常が一瞬にして変わることを私たちは実感しました。
音楽のLIVEイベントもボランティアや、
チャリティーイベントでないとほとんどが
成立しなかった時期。
当時、僕らのしゃかりきコロンブス。も
ワンダフルボーイズへの改名記念イベントが
2011年3月にあり、開催するのかどうか選択を委ねられたような時期でした。
もちろんイベントは開催し募金も行いました。
様々なライブイベントがチャリティーという開催の仕方をしていましたが、次第になくなっていきました。
復興が進んだ、というよりも、
流行りのように過ぎ去った、と感じます。
これは、私個人の持論ですが”無償の奉仕”には限界があります。
一日中ご飯も食べず、睡眠も一切取らず労働をして質の高い仕事ができないように、
皆、それぞれが体調や生活の基盤をしっかりと確保した上でないと新しい力は湧いてきませんし、活用もできません。
ボランティアと、チャリティーという言葉を
ちゃんと捉えないと、総崩れになってしまうおそれがあるのです。
ボランティアを否定するのではなく、瞬発力としては最高の頼れる力です。
けれど、一生ボランティアは続けられない。
そして、震災・災害復興は、とても永い時間が必要となるもの。
冒頭で、六年という数字を出しました。
たしかに、ライブで訪れた仙台市の駅周辺は綺麗に整備され、新しいビルが立ち並んでいます。
しかし、人の心や生活は新しいビルのように表面を見ただけでは、分かりません。
2016年の3月、熊本での大きな地震がありました。暑い夏を越えて、これからまた冬がやってきます。
ですが、仙台とも、熊本とも、縁もゆかりもなければ
それがいつのことだったか、
いまどうなっているのか、
人の記憶からは、薄らいでいくのが現実です。
病気や難病も同じなのです。
当事者でなければ、話を聞いても次第に健康である自分のことを忘れていきます。
車イス生活は他人事ではなく、
明日か、来週か、そのまたいつか
私たちも事故に遭うかもしれません。
そうでなくても、人は誰でも老います。
その時になってから、バリアフリー化や
住みよい生活を願うよりも、今すぐ
考えて、行動できることはする。
私たちにできることは、何なのか?
チャリティーイベントを2009年に始めた頃からのテーマです。
1つの答え。それは、
「思い出す。そして話すこと」
で、あると今思います。
記憶の薄らいだことを、思い出す。
なんだそれだけか?
そう、そこからです。
以前に見て、感じたことを、思い出して、
再び話す。辛い記憶もあります。
けれど、”あの日”よりも私達ひとりひとりは、少しだけ成長しているはずです。
前は気づかなかったこと(=常備水の大切さ)
前にしてしまったミスを、もうしないように心がけること。(=信憑性の薄い情報を気安くリツイート&拡散しないこと)
どんな些細なことでもいいから、思い出す。
そして次に備える。
それが、成長であり、今できることであると私は考えます。
毎年、この11月にニシノホウジンを開催できることは、ひとえに、ワンダフルボーイズのSundayカミデさん、
開催会場Conpassの西岡さん、
そして、主催である西野さんの協力あってこそです。
このイベントに賛同して出演してくださるアーティストの方々と
当日集まるお客様と、イベントを楽しみましょう。
特別な意識は何もせず、ただ音楽を楽しめばOKです!
皆様のチケット代金は全額寄付されます。
今年は、
・薬のない難病 遠位型ミオパチー患者会
・赤十字社の東日本大震災募金
・熊本地震
3つの場所に寄付します。
そして、この文章を読んでくださった方は、
お友達や家族の方に、
「今日のライブ、チャリティーイベントらしいよ!」と
会話のきっかけにしてただければ、幸いです。
「へぇー!そうなんだ。なんのチャリティー?」と
返事が返ってきたら、そこからが
”あなた”の出番です。
”思い出し”
”話をして”ください。
年に一度、この機会があることに
感謝いたします。
今年も、素晴らしい一日になることを願います。
ワンダフルボーイズ
難病支援チャリティーイベントSuite Night Classic主催
林未来彦
___________________________________________________
2016.11.27 SUN
NISHINOHOUJIN
LINEUP:
天才バンド
ワンダフルボーイズ
マッカーサーアコンチ
空きっ腹に酒
Shyoudog ( 韻シスト )
TAKU aka Kcity prince ( 韻シスト )
Nicetime Workerz
AFRICA
グラサンズ
サヨナラバイバイズ
清水アツシ
大野裕也
memento森
ジャパニーズCLUB
市村マサミ
103CA
DJ MIMU ( スパロックス廣島 )
HONEY BEE PARTY
and more !!!
FOOD:
てんカレー
INFORMATION:
OPEN 13:30 START 14:00
CHARGE:ADV. ¥2500(D別) DOOR. ¥3000(D別)
TICKET INFO:
※入場順番はプレイガイド・メール予約の順番となります。
チケットぴあ ( Pコード 310-964 )
ローソンチケット ( Lコード 56437 )
e+ ( イープラス )
【タイムテーブル】※18:00まで再入場可能
14:00 ジャパニーズCLUB
14:20 Nicetime Workerz
14:50 市村マサミ
15:10 AFRICA
15:40 大野裕也
16:00 サヨナラバイバイズ
16:30 清水アツシ
16:50 memento森
17:40 103CA
18:10 Shyoudog & TAKU aka Kcity prince ( 韻シスト )
18:40 グラサンズ
19:30 空きっ腹に酒
20:20 マッカーサーアコンチ
21:10 天才バンド
22:00 ワンダフルボーイズ
<参考>
ニシノホウジン↓2015
https://mikihiko-sax.blogspot.jp/2015/11/2015.html
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