1/30 ライブ映像

水墨画×音楽のライブ映像がCHONTOさんの手によって
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わからなかったら
下記1つづつみてくださいね。













演奏曲の解釈・楽曲解説は以下の通りです。

1.間奏曲 歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』より
作曲者のPietro Mascagniは若くしてオペラ『カヴァレリア・ルスティカーナ』によって大成功を収めます。しかし、傑作のあまり以後の作品は注目されるものは生まれませんでした。生涯一の名曲を、一番最初の作品で実現してしまった、そんな方です。
大坂の陣は「太閤 豊臣秀吉」の死によって始まり、様々な人々の命運を分けた闘いになりました。百姓として生まれた秀吉が一代で天下人になったことを、Mascagniの華々しくも儚いこの一曲に投影して演奏します。


2.Suite I in G Major BWV1007. I. music by J.S.Bach
無伴奏チェロ組曲より。バッハが活躍したのは中世の宮殿ですが、日本におけるそれは大名達が政治の場として活躍した「城」。絢爛豪華に彩られた城内をゆるりと歩き回る、そんな情景は、西洋も東洋も実は似たような風景だったのではないでしょうか。



3.月の光 music by C.Debussy
いつの世にも光りあれば影あり。昼があれば夜があり。それは西洋も東洋も同じこと。
大坂の陣が起きたのは1614年のことです。 現代よりも、”たったの”400年前のお話。
陽が傾き、夜になれば、戦場にも穏やかな月の光が差し込んでいたことでしょう。蛍光灯も電気もない当時の日本。闇夜を照らす月の光は、今よりももっと明るく、人々が様々な事を思い馳せたことは想像するに容易いことです。


4.前奏曲第1番 嬰ハ短調 Op 32 「鐘」music by Rachmaninoff
静かな夜の静けさを打ち破る鐘の音。
怪しげな前奏から、これから始まる壮絶な世界を予想させます。
近年では浅田真央選手のプログラムでも使用された曲です。

5.Montagues and Caplets music by Sergey Prokofiev
某携帯電話メーカーのCM曲として聴いたことがある方も多いでしょう。
元々はロミオとジュリエットの劇中曲です。犬猿の仲とも言える両家の男女が恋に落ちる物語。この曲は、両家の荘厳さと、心の中にくすぶる軋轢を表現しているとも言えましょう。
徳川家も元々は豊臣家の一家臣に過ぎませんでした。ところが秀吉の死によって、心の憶測に潜めていた野心に火がつき始める、そんなイメージのこの曲をお聴きください。


6.カルメンより Aragonaisemusic by Sarasate
牙をむく徳川勢と豊臣方で采配を振る真田幸村。のろしがあがり、戦が始まる。
銃声がとどろき、馬が走り、弓矢が飛びかう戦場の光景を彷彿させます。


7.夢のあとに music by G.Faure
勝者がいれば敗者がいる。夢破れた戦場は虚しく、儚い。
いつの世も、暴力と戦争では本当の幸せは生み出せません。


8.Vocalise music by Gary Schocker
Gary Schockerは現代のフルート奏者・作曲家。
母音のみによって歌う歌唱方法を指すことがあるVocaliseという言葉がありますが、
人々の歓喜の声もまた、素晴らしい音楽であり生命礼賛の表現手段であるとも言えます。戦を終えて、愛する家族の元へ無事帰り着いた人々の喜びをこの一曲に込めて表現します。


9.アシタカせっ記 music by 久石譲
宮崎駿監督作品「もののけ姫」より。
”せっ記”とは宮崎監督の造語で「正史には残らずに耳から耳へ伝えられた物語のこと」です。本当の歴史というのは永遠に謎です。勝者が造り上げるのが今も昔も歴史の概念です。しかし、1人1人がそれぞれの「道義」を持ち、守るべきもののために闘ったことは永遠に語り継がれる。そんなことを彷彿させる曲です。歴史上は、徳川が勝利した世の中が以後二百数十年続きます。しかし、その江戸時代に町人達の間で「真田幸村」という人物を主人公に講談や小説などが人気を博したのも、もう一つの歴史でもあるでしょう。
まさに人々の口伝えに浸透した”せっ記”です。


10.幻想曲さくらさくら music by 平井康三郎
日本人の心の情景に、引き合いに出されることが多い「桜」。美しい姿も、ほんの数日間で咲き、乱れ、散ります。豊臣家が一代で築いた栄華。それもまた桜のように、短く幕を閉じてゆきました。


11.ソーラン節
北海道の民謡。春、ニシン漁の沖上げ歌との謂われがあります。
突き詰めれば、人々・民衆の幸せは地位や権力よりも、日々の暮らしの豊かさや、笑いあいながらも「食」にありつけることなのかもしれません。
生きるために喰う。その姿は勇ましく、堂々とした姿。
力強いピアノのリズムが、CHONTOさんが描く「真田幸村」と呼応することを確信して、この曲をコラボレーションのフィナーレに演奏します。

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