相乗効果

二十代の活動は、足し算勘定。

三十代の決めてはかけ算。

きのう読んだ本から、そんなことが心に残った。
音楽において、これは大いに当てはまる。
一人でできる音楽というのは実は少ない。
ピアニストのソロ演奏ぐらいであろう。
自分の場合は、単音楽器のサックス or フルート吹きであるがゆえに
他の音楽家の助けを借りないと、演奏の機会に上がることは少ない。

バンドというのは不思議なもので、オーケストラや吹奏楽よりも
遙かに少ない人数で構成されている。
およそ、3〜6人ぐらいで解決することがほとんどだ。

その際、これは足し算でないと解釈すると、すごく合点がいく。
人数が多ければ盛り上がる、分厚いサウンドが得られる、
これは素人考え。
本当にすばらしい音楽家は二人から、とんでもないアンサンブルを生み出す。
これはそれぞれが持てる力をかけ算するから。

1+1+1+1+1+1=6のバンドより
2の力を持つ人×3の力を持つ人=6の力の方がいい

ただし、かけ算の恐ろしいところも同書にも書いてある。

『かけ算はゼロをかけてら終わり』ということ。

もしくは「0.9と1.0では違う」という解釈も納得できる。

1+1=2だが
1×0.9=は、0.9になる。



音楽をする現場や
集団でしている今の仕事や、活動に1.0未満の人間はいないか?
もしくは自分が1.0未満の人間ではないか?
これは重要だな。
人生は有限だ。

1.0未満の人と、有益な音楽も仕事もすることは難しいだろう。
誰かを批判するわけではない。
自分に対しての、強い決意と戒め。

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