春先からこの日のライブだけを見据えて活動してきた
しゃかりきコロンブス。
自分自身も、もちろんそうでした。
クアトロのステージ上から見える風景だけを
想定しながら様々なライブをしてきたので、昨夜は
予想通りの光景の中、落ち着いて、今の自分たちの全力を
出し切ったライブだったと思います。
共演者たちは、10数年来の大阪の仲間。であるからこそ、
気の抜けたライブはできない。
そして自分自身にとって古巣のバンド”韻シスト”とも
同じ日、同じステージに立つことになったわけです。
結論として、僕は今、しゃかりきコロンブス。というバンドが好きです。
楽曲のセンス
歌詞の持つ力
それを紡ぐ音を奏でるバンドメンバー一人一人の人間性
そしてサンデーカミデという人の持つ魅力
どこを取っても、すてきなバンドだと客観的に思います。
人に何かを伝える手段は数多くあれど
音楽という手段を選んだ以上、その中で
より表現力をあげて、密度の濃いしゃかりきコロンブス。の音楽を
築きたいと思います。
この日の共演ミュージシャン・バンド陣は、
どこも強烈でした。
やはり長い間、たゆまず努力をし続けてきた人たちの音楽は
濃密です。
韻シストは2007年の5月まで所属していたバンドです。
その韻シストの演奏は、当時の自分では表現しきることができなかった内容を、
一つの完成形として披露してくれました。
「これをやりたかったんだな」
昔の記憶を思い出しながら、彼らのライブパフォーマンスを
最初から最後まで堪能しました。
なぜ、自分がこのバンドを脱退したのか。
様々な答え合わせが、この日、この瞬間に同時に行われていたと思います。
1998年7月25日の初ライブ以来のメンバーたち。
MCのBASIはスキルの向上はあれど、初ライブの日から何も変わらない
華のある立ち振る舞い。人の視線を引きつけ、心の導火線に静かに火を灯す
そんなライブパフォーマンスを、どんな状況下でもできる、天才。
BassのSHYOUの「柔らかく、しなやかに踊るベース」から出てくる音の
色彩感は唯一無二の領域。彼のパフォーマンスに憧れるBASSキッズが
密かに存在することは想像できるが、表面上の模倣では超えられない
裏付けされたテクニックが彼にはある。
Hip-Hopバンドにおけるベーシストの最終地点を、既に担っている。
MCのサッコン。熱い九州男児。そして「愛」にあふれている人。
この人が周囲の人間関係にふりまく「愛」をこれまで何度も見てきた。
そして、この日を境にバンドを脱退することになったSaxのKenji氏に
寄り添って『Hey you』を歌う様に、感涙してしまった。
バンドにとって人が去ることは、激しい痛みを伴うこと。
かつての自分自身もそうであったし、今でもその種の痛みはつきまとう。
今回、MCのFunkyMic&Kenji両人を失うバンドにとって
様々な話し合いがあったことは容易に想像できる。
その上での、彼のアクションは「愛情」以外の何ものでもなく映った。
愛とは痛みを伴うもの。それを寡黙な表情で受け入れつつも最高のパフォーマンスを
する彼を偉大に思った。
しゃかりきコロンブス。と同様に
韻シストもまた大好きである自分がいることがハッキリした。
ゆえに、三年前に脱退した自分にできることは何か?
答えは明瞭。
しゃかりきコロンブス。のメインSax&Fluteプレイヤーとして
表現したい世界を見せること。
それが彼らにも自分自身にも、そして今の仲間たちへできる唯一のこと。
2010・7/25のしゃかりきコロンブス。ライブ
この日登場したどのバンドよりも
お客さんと出演者の笑顔があふれていた40分だったと自負する。
それがしゃかりきコロンブス。ができる音楽。
『君が笑えばこの世界はすばらしい』

次回のライブは
8/22日曜日
鰻谷SUNSUIにて。
しゃかりきコロンブス。
自分自身も、もちろんそうでした。
クアトロのステージ上から見える風景だけを
想定しながら様々なライブをしてきたので、昨夜は
予想通りの光景の中、落ち着いて、今の自分たちの全力を
出し切ったライブだったと思います。
共演者たちは、10数年来の大阪の仲間。であるからこそ、
気の抜けたライブはできない。
そして自分自身にとって古巣のバンド”韻シスト”とも
同じ日、同じステージに立つことになったわけです。
結論として、僕は今、しゃかりきコロンブス。というバンドが好きです。
楽曲のセンス
歌詞の持つ力
それを紡ぐ音を奏でるバンドメンバー一人一人の人間性
そしてサンデーカミデという人の持つ魅力
どこを取っても、すてきなバンドだと客観的に思います。
人に何かを伝える手段は数多くあれど
音楽という手段を選んだ以上、その中で
より表現力をあげて、密度の濃いしゃかりきコロンブス。の音楽を
築きたいと思います。
この日の共演ミュージシャン・バンド陣は、
どこも強烈でした。
やはり長い間、たゆまず努力をし続けてきた人たちの音楽は
濃密です。
韻シストは2007年の5月まで所属していたバンドです。
その韻シストの演奏は、当時の自分では表現しきることができなかった内容を、
一つの完成形として披露してくれました。
「これをやりたかったんだな」
昔の記憶を思い出しながら、彼らのライブパフォーマンスを
最初から最後まで堪能しました。
なぜ、自分がこのバンドを脱退したのか。
様々な答え合わせが、この日、この瞬間に同時に行われていたと思います。
1998年7月25日の初ライブ以来のメンバーたち。
MCのBASIはスキルの向上はあれど、初ライブの日から何も変わらない
華のある立ち振る舞い。人の視線を引きつけ、心の導火線に静かに火を灯す
そんなライブパフォーマンスを、どんな状況下でもできる、天才。
BassのSHYOUの「柔らかく、しなやかに踊るベース」から出てくる音の
色彩感は唯一無二の領域。彼のパフォーマンスに憧れるBASSキッズが
密かに存在することは想像できるが、表面上の模倣では超えられない
裏付けされたテクニックが彼にはある。
Hip-Hopバンドにおけるベーシストの最終地点を、既に担っている。
MCのサッコン。熱い九州男児。そして「愛」にあふれている人。
この人が周囲の人間関係にふりまく「愛」をこれまで何度も見てきた。
そして、この日を境にバンドを脱退することになったSaxのKenji氏に
寄り添って『Hey you』を歌う様に、感涙してしまった。
バンドにとって人が去ることは、激しい痛みを伴うこと。
かつての自分自身もそうであったし、今でもその種の痛みはつきまとう。
今回、MCのFunkyMic&Kenji両人を失うバンドにとって
様々な話し合いがあったことは容易に想像できる。
その上での、彼のアクションは「愛情」以外の何ものでもなく映った。
愛とは痛みを伴うもの。それを寡黙な表情で受け入れつつも最高のパフォーマンスを
する彼を偉大に思った。
しゃかりきコロンブス。と同様に
韻シストもまた大好きである自分がいることがハッキリした。
ゆえに、三年前に脱退した自分にできることは何か?
答えは明瞭。
しゃかりきコロンブス。のメインSax&Fluteプレイヤーとして
表現したい世界を見せること。
それが彼らにも自分自身にも、そして今の仲間たちへできる唯一のこと。
2010・7/25のしゃかりきコロンブス。ライブ
この日登場したどのバンドよりも
お客さんと出演者の笑顔があふれていた40分だったと自負する。
それがしゃかりきコロンブス。ができる音楽。
『君が笑えばこの世界はすばらしい』

次回のライブは
8/22日曜日
鰻谷SUNSUIにて。
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