リガチャーあれこれを続けています。
Saxz用に購入したYAMAHAソプラノリガチャーから派生して
今度はネジについて実験です。
左手奥がYAMAHA(ネジ:真鍮?金メッキ)
真ん中がウッドストーンラバー用ソプラノリガチャー(本体:銅・ネジ:真鍮)
右手前がウッドストーンラバー用アルトリガチャー(本体&ネジ:純銀)
これらの吹奏感特徴をまとめると
YAMAHA:明るい・抵抗感軽い 重量7.5g(ネジ二本合計の重さ)
Wood銅:中低音の倍音増・抵抗感有り・響きが細くまとまる 重量7g
Wood銀:音量がUP・遠鳴りする・音の輪郭はボヤける・ピッチも甘くなる 重量7.5g
上記が、リガチャーを変えたときの音の印象です。
これだけでも、相当吹奏感は変化します。
さて、ここからバリエーションです。
つまりこういうこと。
上に銀
下に真鍮*所感:
口もとに近い上側を銀にすることで、音量UPは得られるが
ピッチコントールは、難しい。銀2本セットより、多少音がまとまるが大差はない
上に真鍮
下に銀*所感:
これがベストセッティング。口もとに近いところをコントールしやすい真鍮にして
ネック寄りの方は、銀で音の響きと音量を増大させる。
<まとめ>
Wood 銅付属の真鍮2本は音色はまとまるものの、音色が細く、鋭利になりすぎたので、
下部を銀にすることで、よい中庸ポイントにおさまったと思う。
YAMAHA純正の真鍮ネジは、音色は明るいが抵抗がなさすぎて吹きにくかったので
組み合わせには、使用せず。
たかがネジで・・・?と思われる方もいらっしゃるでしょうが
実験の価値ありのことでした。
ちなみに、今回使用したモノは全て以前に購入して、使用していなかった
ストックリガチャーばかり。
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イシモリ楽器リガチャーネジ単品販売
いつのまにか、ネジ単品販売が開始されているのを見つけて
思いついた今回の実験でしたが、思いの外、収穫が多かったです。
お手元に余っているリガチャーがある方は、ぜひお試しあれ。
ソプラノ・アルト・テナー。リガチャー本体サイズは色々でも
ネジ形状は、同じであれば使い回しが可能なところが助かりますね!