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金属製メタルマウスピースのメッキ加工


何度もこちらで紹介している宮崎県のMIKI楽器さん
そちらでお世話になったMP&リガチャーのメッキ加工ですが
使用して、そろそろ1ヶ月が経過する頃です。

ファーストインプレッションから素晴らしかったのですが
1ヶ月という時間が経っても、日々
発見と喜びがあります。

アルトサックスのネックと
リガチャーのネジを前回プラチナメッキ加工にしたときから
既に想像できていたことですが、

『銀素材のプラチナメッキがけ』は最高の組み合わせです。

音量増大
音質のなめらかさ
発音までのレスポンススピード向上
銀の黒サビ化も防ぎ、上記写真<右>のように美しさを保ったままです。

元々のSaxz銀無垢も、素晴らしい性能ですが
個人的には高次倍音が若干耳ざわりに感じて、
様々な試みをしました。
革製リガチャーや、リードの種別変更、リガチャー位置など。

それらが、プラチナメッキ化によって、だいぶ
丸く穏やかになり、ようやく理想の音質になりました。
もちろん、だからといって高次倍音が消えたわけでもなく
そこは、奏者の吹き方次第で、出すことも抑えることもできます。

これで、楽器本体以外は、表面上はすべて同じ金属になりました。
ここからは、妄想と想像の範疇でしかありませんが
音と振動にとって、”同じ材質”であることは、それだけストレスが少ない状態であると
私は考えます。

つまり、息を吹き込み、リードが揺れる振動、それが
マウスピースで増大し
リガチャーが支え
それらの接合部であるネジ一本一本も伝わり
ネックを通り
管体に伝わります。

もちろん、別の金属をブレンドすることによって生まれる
音の抵抗感、変化はあるでしょう。

私の場合は、前回のBLOGにも書いたとおり
ワンダフルボーイズという、
大音量のエレクトリックバンドで渡り合うサックスの音色を
追求する上で、すべてをプラチナメッキにするという結論に至りました。

プラチナは、金メッキや、ピンクゴールドメッキよりも
穏やかで、落ち着いた音色、と言われます。
実際、色の見た目と、音色は似かよります。
金メッキよりも、ピンクゴールドの方が、丸みのある音と言われますし、
銀を少し暗くしたのが、プラチナです。


音もない、文章だけで、なかなか試奏のチャンスも少ないものですが、
まずは、リガチャーネジのプラチナメッキ化あたりから
始めてみると、リスクも少なく、効果を実感できるかと思います。

そして、なにやらMIKI楽器さんの方でも、ただいま準備中の
プロジェクトがあるそうです。
これが始まれば、よりたくさんの方に、この喜びを
知っていただけるようになりそうです。

何よりも、今自分自身が
レコーディングでも、ライブでも、個人的な練習や
レッスンの中でも、音をだすことそのものが
毎回楽しいです。
本当に、楽器を始めた頃の喜びのようなものを
日々味わえているのは、これらの素晴らしい道具と
たくさんの職人魂の融合を感じているからであるとも言えます。

この場を借りて、皆様へのお礼を申し上げます。
そして、これからも、自分がよいと思う
音楽を演奏・創作することに注力していきたいと思います。

ありがとうございます。


林未来彦

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